ご挨拶
光徳寺住職 齋藤徳光
光徳寺住職 齋藤徳光
この度のご縁(ご仏縁)に感謝いたします。
かつて「あなたはヒトか人間か?」という素朴な質問に出会いました。
「人間」という言葉は中国からやってきた仏教語ですが、本来は「じんかん」と読みます。
ヒトとしての生命体をいただいた自分は、一人でいるのならヒトです。しかしヒトは必ずヒトと出会います。自分以外のヒトと会った瞬間にそこに「空間」が生まれ「人間」となります。
この「間」の中に人としての楽しいこと、苦しいこと、さまざまな事が生じ「人(間)生(活)」を送ります。
人として生きることは思い通りにならないことが多いかもしれません。
光徳寺は人に寄り添い仏のみ教えに触れ、心の拠り所となる開かれたお寺を目指してまいります。どなた様でもお気軽にお立ち寄り下さい。
令和3年9月1日
光徳寺住職 齋藤徳光